タイ証券取引所(SET)パタリヤー所長は、現在同取引所に上場する企業が続々と08年第4四半期の業績を発表していることに関し、同取引所の約30%の市場シェアを誇るエネルギー関連企業が石油価格急落を受け、赤字となっている企業が続出したことから他業種にも影響を及ぼしており、今年も引き続き業績の悪化が続くとの見通しを明らかにした。 そのため投資家に対し株式市場全体を見るのではなく、経済に影響を受けにくい、食品・農業・病院・商業銀行株を注視するよう求めた。