ルアングライ上院議員がアピシット首相に資産報告書を再調査するよう要請したことについて、コーン財務相は昨年の11ヶ月間で1億2100万バーツの資産が減少した理由は、世界同時株安の影響で株式投資で発生した損失によるものだと発言した。その他財産については同期間で変わっていないとしている。
ルアングライ上院議員は、同財務相が昨年1月22日に下院議員となった際に報告した資産総額が9億2925万8733バーツだったのに対し、同年12月22日に財務相に任命された際に報告した資産総額が8億767万8480バーツと、11ヶ月で1億2158万252バーツも減少しており何らかの虚偽報告がされている疑いがあるからだという。