米ゼネラル・モーターズ(GM)が、タイ中部ラヨーン県の工場を中国企業に売却しタイから撤退することを決めたことで、同社は販売する新車をこれまでの価格から大幅に割引し話題になっている。
中でもシボレーのキャプティバシリーズは、この撤退決定後に通常価格から約50%引きとなる49万9000バーツからという価格で販売を開始した。
タイ地元紙によると、この大幅な割引を受けて予約が殺到し、瞬く間に完売となったようだ。
車の購入を検討していた人にとっては嬉しい話だったが、新車としてはあまりにも安く売られたため、一部で車両の受け渡し前の予約券を転売し利益を得ようとする人が出てきている。
これを受けて販売ディーラーは、予約時に登録した人にしか車両の受け渡しを行わないという方針を決めたそう。