タイ憲法裁判所は21日、反軍政派アナーコットマイ党に対し、タナートーン党首から党へ多額の融資が行われていたことが憲法違反にあたるとして、解党命令を下した。 タイ地元紙によると、これによりタナートーン党首をはじめ党幹部16人は、10年間の参政権剥奪となる。 タナートーン党首は、昨年3月に下院総選挙で当選したが、立候補時に禁止されていたメディア関連会社の株式を保有していたとして、同年11月に憲法裁判所から議員資格を剥奪する判決を下されていた。