商業銀行大手サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)経済分析センター(EIC)は、今年のGDP成長率見通しを前回予測のプラス2.7%からプラス2.1%に引き下げた。 タイ地元紙によると、新型コロナウイルスの影響で特に観光業が大打撃を受けていること、政府による景気刺激策が遅れていることなどが理由。 今後続く深刻な経済状況から、金融政策決定委員会(MPC)は政策金利を少なくとも1.25%から1.0%まで引き下げる可能性があると見ている。