ワチラロンコン国王は、新たな枢密院議長にスラユット現枢密院議長代行を任命した。枢密院は国王の諮問機関であり、タイ国内において実質的に大きな影響力を持つ機関。 昨年9月にプレーム枢密院前議長が死去したことで、スラユット氏が議長代行に就いていた。 スラユット氏は、元軍人で2000年前後に陸軍司令官を務め、タクシン氏を追放する軍事クーデター発生後に軍事政権下で1年ほど首相を務めた。