タイ憲法裁判所は25日、反軍政派アナーコットマイ党を立憲君主制の転覆を目論んだ疑いがあるとして、来年1月21日に判断を下すことを決定した。
タイ地元紙によると、もしこの疑いが事実と認定された場合、同党に解党命令が下される可能性が高いそうだ。
同党は野党第1党タクシン派プアタイ党、与党第1党軍政派パランプラチャーラット党に次ぐ第3政党で、反軍政派の旗手であるタナートーン氏が率いる党。
先月タナートーン氏が憲法裁判所によって議員資格を剥奪されており、もし今回の判決で解党命令が下されれば、反軍政派による抗議活動が活発化する恐れがある。