タイ銀行協会は、将来的なATMの共同利用化に向けて、本格的に新たな管理方法の検討をはじめたようだ。
タイ地元紙によると、同協会会長でカシコーン・バンク(KBANK)代表のプリディ氏は、現時点で検討している方法は2通りあると明かした。
1つ目は現在運用中の各行の全てのATMを一括で管理できる会社に売却し、その会社に各銀行がATM利用料を払い管理していく方式。2つ目は現行のままATMは各行の資産として残すが、一括で管理させていくという方式。
この検討は来年まで継続して行われる方針で、数年以内にATMの共同利用化を進め運用コストを削減する考えだ。