外国人富裕層を対象としたカード「タイランド・エリート」を展開するタイ・プリビレッジ・カードは、2019年度末(9月末)における会員数が前年度比20.56%増の8602人になったと発表した。
タイ地元紙によると、会員の国籍別でトップは中国の1747人。前年から88%増と急増した。以下英国の479人、日本の443人、米国の387人、フランスの348人と続いた。
同年度の売上高は前年比27%増の13億バーツ、純利益は1億バーツとなった。
このカードは、2000年代のタクシン政権事に外国人富裕層を呼び込むために始められた政府のプロジェクトの一つだったが、毎年赤字が続き何度も廃止が検討されていた。
だが今年は黒字化を達成できており、数年中に累積赤字を解消する見通しだ。