タイ東北部ナコーンパノム県では県内を流れるメコン川の水位が低下を続け、観光船が出航停止となっていることがわかった。 タイ地元紙によると、このほか農業や漁業への影響も出始めており、今後続く乾季に甚大な被害が出る可能性が危惧されている。 同県観光協会関係者は、ここ最近特にメコン川の水量が減少を続けており、過去10年間で一番深刻な状況と語っている。 今年特にメコン川の水量の減少は、上流に作られた中国やラオスのダムによる影響とみられており、国際的な問題になってきている。