タイ東北部のカオヤイ国立公園で、今月5日早朝に滝に落ちた6頭の象の死骸が見つかったことでニュースになっていたが、8日になって新たに5頭の象の死骸が発見された。
タイ地元紙によると、現場周辺をドローンを飛ばして確認したところ、さらに下流で5頭の象の死骸を見つけたそうだ。
象が滝に落ちた理由はわかっていないが、大雨によって現場周辺の水かさが増していたことが関係しているものと見られている。
タイでは森林伐採や密猟などによって野生の象が年々減少を続け、現在では国内に数千頭ほどしかいなくなっている。そのため絶滅危惧種に指定され、政府によって保護されている。