英旅行代理店トーマス・クックが破綻したことで、タイのホテル業界に打撃を与えていることがわかった。
タイ地元紙によると、タイ国政府観光庁(TAT)のヨーロッパ市場などを担当するシースダー氏は、同社の倒産によって宿泊料金の回収が困難になってしまっているタイ国内のホテルが多数確認されていると明かした。
トーマス・クックからのタイのホテル予約数は、年間約2万7000室程度予約されており、南部リゾート地の多くのホテルで債権を抱えてしまったそうだ。
今後英国にあるタイ大使館を通じて、この債権を抱えてしまったホテルらとともに、債権を回収していく方針だ。