タイ運輸省は7日、バンコク首都圏のタクシー料金の値上げを決定した。1カ月以内に適用される。
タイ地元紙によると、走行距離に応じて1キロ毎に加算される料金が、10キロまでが5.5バーツから6.5バーツに、10〜20キロが6.5バーツから7バーツに、20〜40キロが7.5バーツから8バーツに、40〜60キロが8バーツから8.5バーツに、60キロ〜80キロ及び80キロ以上はこれまでと変わらず。
渋滞などで低速走行時の加算料金が1分当たり2バーツが3バーツに引き上げされる。初乗り運賃は現行のまま35バーツ。
また空港タクシーについても空港使用料を普通車が50バーツから70バーツに、大型車が70バーツから90バーツに引き上げる。
タクシー運転手の乗車拒否やメーター不使用などが度々問題になっており、前軍事政権はこの問題が改善されない限り値上げはしないとしていたが、新政権になって流れが変わった様だ。