タイ地元紙によるとタイ政府住宅銀行(GHB)サムマー氏は、世界経済停滞の影響で現在観光地パタヤ地区の不動産事業が非常に悪化しており、特に外国人向けコンドミニアムで手付流れの発生が増加してきていることを明らかにした。またコンドミニアムの需要減で、建設予定および建設中のコンドミニアムが一時停止する可能性が高くなってきているという。
また同氏はこの需要減の影響で、投機目的だった外国人投資家が当初の販売価格から10-15%程度値下げして売却するだろうとみている。
パタヤ地域大手不動産「Ratanakorn Asset」取締役チャクラット氏は、世界経済の影響をこれだけ受けているのはパタヤ地域の不動産事業の約50%が外国人投資家によるもので、外国人投資家が投資を縮小すれば当然悪化すると述べている。