タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)によると、今年第1四半期(1〜3月)におけるGDP成長率が前年同期比プラス2.8%となった。前期のプラス3.7%から成長率が鈍化しており、ここ数年で最も低い成長率となった。
また同委員会は、今年のGDP成長率見通しをプラス4.0%からプラス3.6%に引き下げた。米中貿易摩擦による影響で成長率が押し下げられるとしている。
ただ下半期は、国内の状況に目を向ければ少し期待できる部分もあると見ている。新政権が樹立され、新たな景気刺激策が打ち出されることが予想されるため。