下院第3政党の反軍政派アナーコットマイ党タナートーン党首が、自身を中心とした政権の樹立を目指すと発表した。同党首は、今回改めて首相へ立候補したことになる。
これに対して同じく反軍政派で下院第1政党のプアタイ党は、タナートーン党首を首相とした連立政権樹立を目指すことに賛同しているようだ。
同党は、プラユット首相など軍部による政権運営を阻止し、憲法改正を目指すことができれば、どの党とでも連携するとの方針としている。
ただしタナートーン党首は、現在選挙管理委員会から法律違反の嫌疑がかけられており、議員資格剥奪の可能性が出ている。