タクシン派プアタイ党は、タイ軍派パランプラチャーラット党の幹部が選挙違反しているとして同党の解党を選挙管理委員会に訴えた。
タイ地元紙によると、プアタイ党ナロン氏は、パランプラチャーラット党幹部でバンコク都15区で立候補したチャンウィット氏が、メディア事業を手がける会社の株式を保有しているということが選挙違反に当たるとし、党幹部であることから党の解党を検討するべきとしている。
これと同様の嫌疑が現在反軍政派でプアタイ党との連立政権を目指しているアナーコットマイ党のタナトーン党首にもかけられており、選挙管理委員会は同党首に弁明の場を与えている状況だ。場合によっては同党も廃党の可能性が出ているが、同党首は選挙前に問題となった会社の株式を売却しており、選挙違反ではないとしている。