タクシン派プアタイ党は、民主的な政権運営を望む6党と連携し、連立政権の樹立を目指すと発表した。
タイ地元紙によると、反軍政を掲げた第三勢力のアナーコットマイ党も加わっており、この連携で下院500議席のうち255議席確保できる見通しだそう。
ただし、首相の選出は下院500人に軍が指名する上院250人を加えた750人の議員によって選出されるので、タクシン派による政権樹立は厳しいとの見方が強い。
先月24日に行われた選挙の開票結果だが、一部地域で得票数が投票者数を上回る結果になったことから、投票結果が改ざんされた可能性が指摘されるなど問題になっており、選挙管理委員会は投票結果の再集計を行なっている状況だ。5月4日に国王の戴冠式を控えており、それ以降に最終的な開票結果が発表される可能性が出ている。