タクシン派タイラックサーチャート党は、憲法裁判所に選挙管理委員会が同党の解党を訴えた件を棄却するよう求めた。
タイ地元紙によると、選挙管理委員会は、同党がウボンラット王女を首相候補に任命しようとした件が憲法違反にあたると判断し、憲法裁判所に解党を訴えていた。
同党は弁明の機会もなく、問題が起きてから1週間も経たないうちに解党を求める手続きを行ったことに、公正な判断をしているとは考えられないとし、棄却を求めている。
もし憲法裁判所が解党を命じた場合、反政府グループが抗議活動を活発化し、国内の政治情勢が不安定な状況になる可能性が高い。