タイ株長者として知られるプラサート氏およびその娘らは、タイ証券取引委員会(SEC)から、バンコク・エアウェイズ(BA)の株価を不正操作したとして4億9945万バーツの罰金等を科された件について、SECの判断を受け入れることを決めたようだ。
SECは、罰金のほかに上場企業の役員などになることも禁止しており、先月半ばに同氏らは役員となっていたBA及び病院経営最大手のバンコク・ドゥシット・メディカル・サービシズ(BDMS)の経営陣から外れていた。
同氏およびその娘らは、SECから罰金等を科された当初は、裁判で争う方針を示していた。