タイ証券取引委員会(SEC)は、バンコク・エアウェイズ(BA)の株価を不正操作したとして同社最高責任者(CEO)であるプラサート氏ら3人に4億9945万バーツの罰金を科した。
これを受け、BA及び病院経営最大手のバンコク・ドゥシット・メディカル・サービシズ(BDMS)は、プラサート氏及びとその娘であるパラマーポン氏が役員から辞任したと発表した。ただ両氏は、今後裁判で争う方針を示している。
この罰金が科されたことを受け、21日のBAの株価は前日比7.14%減、BDMSは同8.47%減と急落した。
プラサート氏は、タイ株長者ランキングで1位を取るなど大富豪として知られている。