金融専門誌「マネー&バンキング」とチュラロンコーン大学が共同で行ったタイ株式長者番付に関する調査で、1位はサミティベート病院などを運営するバンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BDMS)社長プラサート氏で前年比21.41%増の771億2932万バーツだった。6年連続で1位となった。
2位は、電力大手ガルフ・エナジー・デベロップメント(GULF)サーラットCEOで576億4500万バーツ。昨年末にGULFがタイ証券取引所(SET)に上場したことで、同社株式を35.44%保有していた同氏が急激に株式資産を増やした。
3位は、太陽光発電などを手掛けるエナジー・アブソリュート(EA)のソムポートCEOで前年比26.87%増の422億941万バーツ。保有株式のほとんどがEA株式で、同社の株式が前年から上昇したが、ランキングは前年に続き3位だった。