タイ政府は、オンアライバルビザ(到着ビザ)の取得手数料を期間限定で無料とすることを決めた。無料期間は来月から来年1月まで。
これまで中国をはじめアンドラ、ブルガリア、ブータン、キプロス、エチオピア、フィジー、インド、カザフスタン、ラトビア、リトアニア、モルディブ、マルタ、モーリシャス、パプアニューギニア、ルーマニア、サンマリノ、サウジアラビア、台湾、ウクライナ、ウスベキスタン21カ国および地域の国籍を持つ人を対象に、到着時に2000バーツの手数料を払うことで、30日滞在が可能なビザを発給していた。
中国人観光客が牽引する形で観光業が活性化していたが、7月以降3ヶ月連続で中国人観光客が減少しており、各方面から懸念の声が上がっていた。これを受け、タイ政府は再び中国人観光客を呼び込むため、到着ビザ手数料を期間限定で無料化した。