3日午後、バンコクの空の玄関口であるスワンナプーム国際空港で、他人のカバンを持ち去った中国人夫婦が逮捕された。
タイ地元紙によると、この夫婦は前日(2日)に日本発バンコク行きの飛行機でバンコクに入国する際、ベルトコンベアから出てきた米国人観光客の預け入れ荷物を持ち去った。その翌日にタイから出国しようと同空港に現れたところで、警戒中の警察らがこの夫婦を事情聴取したところ、犯行を認めたそうだ。
この夫婦は、独リモワ社などの高級ラゲージを狙い盗んでいたと供述している。夫はバンコクに13回入国しており、妻は17回入国していたことが明らかとなっており、同様の手口で度々高価なラゲージを盗んでいたようだ。
この夫婦が宿泊していたホテルなどを調査したところ、米国人のほか、中国人やタイ人被害者のカバンも見つかった。