6日未明、タイ北部チェンラーイ県内のタムルアン洞窟に閉じ込められた少年らの救助作業中の元特殊部隊隊員が死亡した。 タイ地元紙によると、洞窟内の中継基地から少年らがいるところに酸素タンクを運び込んだ後、戻る途中で倒れたそうだ。仲間が中継基地まで搬送し応急措置を取ったが、間に合わなかった。亡くなった理由は、酸欠によるものとみられている。 死亡した男性(38)は、元特殊部隊隊員で現在スワンナプーム国際空港で警備員を務めており、ボランティアで現場に駆けつけていた。