タイ商工会議所大学経済ビジネス予測センター(CEBF)タナワット氏は、09年第1四半期のGDP成長率は-3%から-4%とマイナス成長となるものの、下院議会で追加補正予算が承認されたことで、政府の景気刺激政策がより円滑に進むことから、早期に資金投入が可能となり今年第2四半期頃には500-700億バーツが投入され、同四半期のGDP成長率が-1%から0%成長と改善に向かうだろうとの見解を述べた。
そして投資家の投資意欲や国内消費も改善に向かうとみられ、09年のGDP成長率は1%から2%成長となるという。
また米下院議会で8250億米ドルの景気対策法案が承認されたことで、世界経済の停滞も09年第3四半期には改善に向かうと予想されタイの輸出・観光産業をサポートするという。