タイ財務省財政政策局(FPO)は、08年第4四半期のタイの国内総生産(GDP)成長率が-3.5%となったことを明らかにした。世界経済停滞による海外需要減の影響で輸出減となったこと、また国内の消費意欲が連続して減退していることで、マイナス成長となったとしている。 また政府による景気刺激政策予算の支出が遅れた場合、09年第1四半期の同成長率が引き続きマイナスになる可能性が高いと予想している。