タイ国家統計局(NSO)は、08年12月の失業者数が前年同期比22万人増で前月比2万人増の54万人となり失業率が1.4%となったことを明らかにした。また今後も雇用傾向が停滞を続ければ、失業率は増加していく見通しだという。特にタイ南部の失業率は2.8%と突出して増加傾向にあり問題となってきている。 だがNSOによると、失業者数が140万人を突破し失業率が4.4%となっていたアジア通貨危機時の失業者に比べればまだ問題はないとしている。