タイ政府は、日本政府と協力して事業化調査を進めていたバンコクと北部チェンマイを結ぶ高速鉄道計画について、建設費が予想以上に高いことから中速鉄道に変更することも検討することを決めた。
タイ地元紙によると、プラユット首相は、先日日本側から提出された建設費が予想以上に高額だったことから、運行速度を現在予定されている時速300キロから同180~200キロに抑えることで、建設費を圧縮できる可能性があるとして、検討するよう指示したそう。
アーコム運輸相は、日本側から提示された総建設費は4200億バーツ、このうち第1フェーズに充てられるバンコク~ピッサヌローク間は2760億バーツだったと明かしている。