昨年9月頃から中国人向けの悪質なタイ行き格安ツアーの取り締まりが強化されたことで、このツアーを催行していた業者はベトナムやフィリピンに行き先を変更しているそうだ。
タイ地元紙によると、タイ国政府観光庁(TAT)上海支部関係者は、この影響で中国人の来タイ観光客数は若干減少しているが、一人あたりの消費額は大幅に上昇していると明かした。
またタイが様々な観光系サイトから評価されており、依然中国人の興味を惹く渡航先であることから、この減少は一時的なものであるとして、今年の中国人観光客数は前年の約880万人から増加し、920~950万人達し、来年には1000万人の大台に到達するものと見込んでいる。