タイ観光協議会(TCT)は、最近韓国で不法就労をするタイ人が増加しており、問題になっていると明かした。
タイ地元紙によると、TCTイッタリット会長は、韓国の入国管理局がタイ人への入国審査を厳しくしていることから、審査が通りやすい団体ツアーを利用して入国した後、行方をくらますケースが相次いでいると語った。旅行会社の信用に関わってくる問題とし、何らかの対応をしていく必要があるとしている。
韓国に不法滞在しているタイ人は10万人以上いるものと見られている。現在韓国に観光ならビザなしで90日間滞在可能となっているが、今後韓国政府がタイ人へのビザの取得を義務付ける可能性も出てくる。