タイの国会は18日、付加価値税(VAT)の引き上げを含めた税制改革について現政府に提案することを決定した。 タイ地元紙によると、現在一律7%となっているVATの税率を、商品やサービスによって最大1%引き上げるほか、地価が急騰する地域に対する課税、本社と支社を分けて課税することなど。 VATは1992年に導入直後、経済界からの反発によって法律で定められた10%から暫定的に7%に引き下げる措置が取られ、現在もその引き下げが継続した状況となっている。