首都圏警察は20日、日本人向けのバーやカラオケなどに納入されていた違法なカラオケ機器1135台を押収したと発表した。
タイ地元紙によると、日本企業から最新の楽曲情報を違法にコピーし導入したカラオケ機器がタイ国内で利用されているとの通報を受け、タイで日本の楽曲に関するライセンスを保有する企業と合同で当局が捜査を進めていた。
スティサーン地区、トンロー地区などでカラオケ機器をリースしていた企業およびパートナーシップ、またこの企業から借りていたカラオケ店などの家宅捜索を行い、全台押収した。
リースに使用されていたカラオケ機器すべて輸入関税を支払っていない可能性もあり、現在調査が進められている。
これによる被害総額は5億バーツに達するものと見られている。