タイで配車サービスを展開するウーバー(Uber)やグラブ・タクシー(Grab Taxi)に対して、一部に違法行為が見られるとして当局やタクシー業界団体から批判が出ているが、市民は同サービスに好意的なようだ。
私立バンコク大学の世論調査バンコクポールが、今月24~27日にバンコク首都圏1193人を対象に調査したところ、75.1%が移動する際の選択肢が広がる、悪質なタクシーに対する嫌悪感から配車サービスを支持しているという結果が出た。
一方で反対は24.9%。タクシー運転手などの低所得者層の仕事を奪っている、サービスの一部が違法であることなどが理由。
タクシーの乗車拒否、マナーの悪い運転手がおり一向に改善しないことなどから、利用者はサービス・質のいい配車サービスを支持する傾向にあるようだ。