トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が発表した腐敗認識指数(CPI)2016によると、タイは35点で世界176カ国中101位となった。フィリピン、東ティモールなどと同じ順位で、ASEAN諸国では10カ国中6位となった。前年の76位から大幅に後退した。
同指数は様々な基準を元に0-100点で世界176カ国がランク付けされており、得点が高いほうが健全。腐敗が最も低い国はデンマークとニュージーランドの90点。以下フィンランドの89点、スウェーデンの88点、スイスの86点と続いた。
近隣諸国ではミャンマーが28点で136位、ラオスが30点で123位、カンボジアが21点で156位、ベトナムが33点で113位、マレーシアが49点で55位となっている。