昨日行われた新憲法草案の是非を問う国民投票で、賛成票が過半数に達したようだ。これにより、来年民政化に向けた総選挙が行われる見通しだ。
タイ地元紙によると、非公式種系で昨日午後7時過ぎの時点(開票率94%)で賛成が61.40%、反対が38.60%という結果になっている。バンコク都内に限っては、未明の情報では賛成が69.42%、反対が30.58%となっている。
この新憲法草案は、2014年5月にクーデターを起こした軍部の政治権力を強く残す形となっており、タクシン派プアタイ党をはじめ、反タクシン派民主党のアピシット首相も反対を呼びかけていた。