スタンダードチャータード銀行(タイ)経済部門のウサラー女史は、09年のタイ経済について、通年のGDP成長率は1.3%となり、一時的ながらデフレとなる可能性が高いとの予測を明らかにした。 また09年第1四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率がマイナス成長となり、同年第2四半期はさらに加速するという。これは昨年同期が石油価格が急騰していたことが影響していること、そして現政府が進めている経済促進政策も予算の支出決定から実行に移されるまで時間もかかるためだと同女史は述べた。