1990年代に首相を務めたバンハーン氏(83)が23日、バンコク都内の病院で死去したことがわかった。 タイ地元紙によると、喘息の発作で数日前から入院していたそうだ。 タイ中部スパンブリー県選出の議員で、チャートタイ党の党首を務め、96年には連立政権の首相に就任。翌97年解散総選挙に至るまで約1年にわたって政権を維持した。