国家放送通信委員会(NBTC)が第4世代(4G)サービスに関する900MHz帯の再入札を6月24日に行うと発表したばかりだが、ここにきて移動体通信最大手のアドバンスド・インフォ・サービス(AIS)が、以前ジャスミン・インターナショナル(JAS)が落札した金額でその権利を買い取りたいとNBTCに連絡してきたそうだ。
タイ地元紙によると、NBTC関係者は、この件について同委員会に判断する権限はないとして、国家平和秩序評議会(NCPO)に判断を仰ぐとしている。今週中に議題として提出する方針だそう。
同周波数帯の4Gライセンスは、当初トゥルー・ムーブとJASの2社が落札したが、当初の予想を大幅に上回り落札額が700億バーツを突破したことで、落札した2社のうちJASに対して銀行が融資を断ったため、支払い期限日までに入札額の一部を支払えず、再入札が行われることになった。