先日、タイ運輸省陸地輸送局がタクシーの乗車拒否に関して、運転手への処罰を厳罰化する方針を示したことについて、タクシー組合が反発しているようだ。
タイ地元紙によると、タクシー組合ネットワークのウィトゥン会長は、タクシーの乗車拒否を無くす対策をすることには賛成するが、厳罰化についてはもっと話し合いを重ねた上で決めるべきと語っている。多くのタクシーの運転手は低収入で、乗車拒否する理由も考慮するべきだとタクシー運転手を擁護する考えを示した。
現在同局は、乗車拒否をした場合の罰金を1000バーツ3万バーツに引き上げ、タイのイメージを既存させる行為をした場合の罰金を5000バーツから10-20万バーツに引き上げ禁固刑を加えることを検討している。