国家平和秩序評議会(NCPO)が、長距離移動で市民に利用されている乗り合いバンの廃止を検討している。
タイ地元紙によると、NCPOは、乗り合いバンの事故率が高いことを問題視しており、廃止を含めて対応策を検討しているそうだ。ただし廃止といっても完全に廃止するわけではなく、移動距離が100キロ以内であれば許可するとのこと。
一方運輸省は慎重な姿勢をみせている。アーコム副運輸相は、現在乗り合いバンは市民の交通手段の一つとして利用されていることから、廃止する場合は関係機関と協議を重ねて代替案を用意するべきだと語っている。