タイ中央銀行(BOT)は、今年のGDP成長率見通しを今月末に発表するレポートで引き下げるようだ。 タイ地元紙によると、BOTウィラタイ総裁は、当初今年のGDP成長率見通しをプラス3.5%としていたが、海外経済の不調から輸出にかなり影響が出ていること、予想以上に干ばつが深刻な状況にあることから、予測を引き下げる可能性が高いと語っている。 タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)も先月、同成長率見通しをプラス3.0%~プラス4.0%からプラス2.8%~プラス3.8%に引き下げている。