バンコク東郊バンナー地区の小売業界が客の争奪戦を繰り広げており、一部企業が計画見直しを迫られるほどの状況となっている。
タイ地元紙によると、大型ショッピングモール「メガ・バンナー」を運営するSFデベロップメントのクリスティアン社長は、バンナー地区での競争が激化していることから、ランシット地区でのショッピングモール開発計画を延期、バーンヤイ地区での不動産開発計画を中止して、同地域での開発・運営に注力すると語っている。
今後メガ・バンナー近くに約32万平方メートルの土地の開発を優先的に進めていくそうだ。飲食・服飾を中心とした販売区画に加えて、住宅区画も開発する予定としている。