30日、ゼネコン最大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)が15%出資している、イタリアンタイ・パワー(IPC)、ラチャブリ・エレクトリシティ(RATCH)、エレクトリシティ・ジェネレーティング(EGCO)三社共同で、カンボジアに発電所建設を目指すコウコンパワープロジェクトに投資するため覚書(MOU)に調印したと発表した。
同プロジェクトは、2000億バーツをかけて、2012年からカンボジアに発電所建設を開始し、2016年に電力供給の開始を目指すプロジェクト。同所の電力供給量は3660メガワットになるという。費用の30%をIPCが、残り70%をRATCH、EGCOが負担する。現在タイ発電公社(EGAT)に電力供給をするため、EGATと交渉中であるとしている。