タイ中央銀行(BOT)は、昨年末時点での国内金融機関の不良債権残高が3380億バーツとなり、不良債権比率が2.56%となったと発表した。2014年時点での同残高は2780億バーツ、不良債権比率は2.16%だった。 前年比で最も同残高が増加したのはクルンタイ・バンク(KTB)で182億バーツ増、以下サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)の156億バーツ増、カシコーン・バンク(KBANK)の132億バーツ増、バンコク・バンク(BBL)の106億バーツ増と続いた。