タイ中央銀行(BOT)アマラー副総裁は、ここ二ヶ月で政策金利を1.75%引き下げたが、今後はこれほど大幅に引き下げることはないだろうとの考えを明らかにした。今後重要になってくるのは消費者の信頼感を取り戻すことで、タイ政府が目標通りの予算をきちんと歳出できれば、経済情勢も回復し09年のGDP成長率も2.5%に回復できるだろうとしている。
また今年タイ経済が最悪の場合、ゼロ成長となり失業者が100万人を突破し失業率が2.8%となる可能性はあるが、失業率が4%を超えていたアジア通貨危機時に比べたら悲惨な状況ではないと述べた。