タイ北部ターク県にある国内最大級のプミポンダムが、枯渇間近となっており危機的な状況だ。
タイ地元紙によると、現在同ダムの貯水量は48億600万立方メートルあるが、実際に放水できるのは10億600万立方メートルまで。建造から50年以上たっているが、ここまで少ない状況となったのは初めてだそう。
ダム関係者は、放水量を一日500万立方メートルに制限しているものの、上流から流れ込む雨水がほとんどないことから、貯水量は減少を続けているとし、雨季までに放水可能な水は5億立方メートル以下まで減少するものとみている。