タイ証券取引所(SET)は、インサイダー取引に関与した人物に対する罰則を強化する方針を明かしている。
タイ地元紙によると、先日タイでセブンイレブンを運営するCPALLの役員がインサイダー取引でタイ証券監視委員会(SEC)から罰金が科されたが、いまだにその役員が解任もされておらず、外国人投資家などから非難を浴びていることが強化の理由。
タイはインサイダー取引に対する罰則が軽いことから、関係者らが不正に利益を得ようとするケースが多く、このような状況が続くと市場の信頼性を失いかねないと証券取引所としても危機感を抱いているようだ。