タイ商工会議所大学(UTCC)国際貿易研究センターは、今年の輸出見通しを前年比2%増の2180億米ドル前後となると予想している。
タイ地元紙によると、同センターのアット理事長は、ここ数年連続でマイナス成長となっていたが、今年はプラスに転じるだろうと語っている。ただ特に懸念する材料として中国経済の停滞としており、それが輸出に打撃を与える可能性があるとしている。
この他ライバル国との輸出競争激化、EUによるタイ国内の漁業への警告問題、国際的なテロに巻き込まれるおそれがあることなど複数のリスクを挙げている。