財政政策局(FPO)は、今年のGDP成長率見通しをプラス3.8%としているが、財務省としてはプラス4.0%を目指しているようだ。
タイ地元紙によると、同省ソムチャイ事務官は、政府が上半期には低金利の融資枠、地方自治体に500万バーツを景気対策の一環として配布する計画があること、下半期には大規模な投資計画を予定しており、各四半期ごとに景気刺激策を準備していることから、同成長率見通しをプラス3.9%―プラス4.0%を目指せると語っている。
一方で世界銀行は、タイの今年のGDP成長率見通しをプラス2.0%と東南アジア圏でも最も低い成長となると予測している。